数学良問集もくじ§05 新数学駅>答え


ひとめでわかるように、答えのページは背景が白いのよ。


   セクション5「新数学駅」の答え  



1番線どこがおかしいか{シリーズV 〜プラスとマイナスは同じものだった?!〜}(手作り問題)
【コメント】
数学で一番大事なことなんて人によって違いますが、私は「定義」だと思っています。
「○○は□□だ」って感じの、要するに「決めつけ」のことです。
また「ということは、○○ならば△△じゃん」っていうのが「定理」とかで、こちらは「発見」みたいなものです。

【解答】
「a>0のときに、√(-a)=√(a)i」という定義なので、√(-(-3))=√(-3)iという変形はおかしい。
以上。

う〜ん、なんと素晴らしい問題。

あまりよく覚えていないのですが、というか、厳密にはちゃんと教わらなかったような気もしますが、
「a>0のときに、√(-a)=√(a)i」
というは「定義」で合ってますよね?「定理」じゃないですよね?

←問題へ戻る

ディクからの暗号





2番線虫食い算ex
【コメント】
なんで「せんど もあ〜 まね〜」なのかしらね。
今、9347ドルあるからあと1085ドルくれってことでしょうか?
9347ドルあるならもうええやろ、あんた…。

【解答】
(1)
筆算の形に書く。
M=1、O=0はただちにわかる。(O(オウ)=0(ズィーロウ)というのがしゃれているわね)
Sが8以下でないのもわかる。∴S=9
そして、9をとられたので、R=8であることと、EとNの位置から、一の位はくり上がらざるをえないことがわかる。
また、E+1=Nということがわかるので、あとは順に実際の数字を入れて検証すればいい。(論理で一本で解こうとする必要はない)
で、答えは、9347+1085=10432

(2)
abcde×4=e'd'c'b'a'とおくと、当然、a=a'、b=b'、c=c'、d=d'、e=e'である。(別に微分ではない)
偶奇がキーワードになる。
a'は偶数より、a=2
よって、e=3か8で、e'=8か9なので、e=e'=8
よって、b=0か1だが、b=0とすると、dが不能。∴b=1
よって、d=7
したがって、答えは、「花、食いに行く那覇」(?)で、21978×4=87912

(3)
実はこれが一番簡単かもしれない。
まず、かけられる数のEが6だとわかる。そしてそれを、積のEに代入する。
すると順々に定まっていく。詳しくは略すが、3が奇数であるためスラスラと決まっていく。
ただ、筆算は5段になるため面倒くさいし、しかも、計算ミスしやすい。
答えは、「ヨット黒」で、41096×83=3410968

私、英語をひらがなで書くのがお気に入りなのですが、特に、"more"を「もあ〜」って書くのが大好きです…。
このまぬけな感じがたまらなくツボです…。

←問題へ戻る

ディクからの暗号





3番線純粋虫食い算 staring 7
【コメント】
実は、staringにatやbyはいらない…。英文法の四択問題でひっかけとしてたまに入ってます♪
(↑英語も学べてしまうなんて、なんてお得なの!)

【雑解】
(1)
一の位は○1×△7または○7×△1である。前者を取るとマスの数から○=1であるがこれは不適となる。
よって、○7×□1で、あとは□に実際に数字を入れていき検証。
すると、□=2であることがわかるので、答えは、37×21=777

また、777=3×37×7(←キレイだなぁ)なので、21×37か37×21の2通りしかないので実際に確かめれば解けてしまう…。

(2)
(読んだだけではわからないかも…)

(c1, ……, c8)÷(b1, b2, b3)=(a1, 7, a2, a3, a4)とおき、
以下、2段目以降も同様にd, e, f, g, h, i, jを定める。
(もちろん、i1, i2, i3, i4=j1, j2, j3, j4である)

だいたい、次の順にわかる。
b1=1, a3=0
e1=8か9
f1=7か8……@
a1=8か9
a2=7か8
a4=8か9

7をかけて3けたなので、b≦142……A
よって、d1=1, g1=1, i1=1, j1=1
h1=9……B

@, Bより、a1=9, a2=8, a4=9
(すなわち、商がわかった)

Aより、9b≦1278
すなわち、1000≦i≦1278
(i1, i2)=(1, 0), (1, 1), (1, 2)より、虫食い算の形から、
988≦h≦999
両辺を8で割って、988/8≦h/8≦999/8
⇔123.5≦b≦124.875
∴b=124
(割る数がわかった)

以上より、商と割る数がわかったので、あとは略。

←問題へ戻る

ディクからの暗号





4番線ブンブンブン、蜂と飛ぶ(手作り問題)
【コメント】
ということは、黒色メラニンに向かってくるのでしょうか?
泣きっ面にBEEですね♪

ところで、(1)は(2)のヒントになっていません!
問われているのは、場合分けがうまくできるかどうかだけです!

【雑解】
(1)かんたん→詳しい図

(2)対して重い。慎重に解答の方針を立てなければ解けない。私は、分線(分母に乗った、分子を乗せている線のこと)の相対的な長さで場合分けしてみた。こうすると重複ミスを格段に減らせる気がする。
それより長い分線がないときその分線を「長」とする。また、相対的な長さで定めたので「長,短,短」などということはあり得ない。とりあえ図

←問題へ戻る

ディクからの暗号





5番線3人でなかよく
【コメント】
2つの解答のどちらも平行線を利用しています☆
いいヒントだったということでしょうか。

【解答】
線分AB上以外に点Cをとり、線分BCの中点をDとする。
点Cと線分ADの中点を結んだ直線と、線分ABの交点をEとする。
すると、中点連結定理などにより、AEがABの3分の1になっていることがわかる。あとは、線分CFと平行で点Dを通る直線を引くか、点Eを中心として半径AEの円を書けばよい。 以上。

↑これはかなりキレイだけど、下の解答の方が応用性が高い気がする。

n等分するとする。
まず、上の方法における点Cを点C1とおく。
次に、線分BC1を点C1方向へ延長して、その延長線上にBC1=C1C2なる点C2をとる。
以下、これを点Cnまでくり返す。
点Cnと点Aを結び、これと平行な各点Ci(i∈1,…,n)を通る線分を引けばよい。

←問題へ戻る

ディクからの暗号





6番線作図にもシンプルを(手作り問題)
【コメント】
ついでに、私にもシンプルを。

それにしても、図が大きすぎるけど、小さすぎるよりはいいですよね。

【雑解】
(4)は方べきの定理を利用。
図の「ココ!」が求める線分。


←問題へ戻る

ディクからの暗号